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第\期 「21世紀の環境問題を考える」(2001年)

 IPCC(気候変動に係る政府間パネル)は、今年4月に発表した第3次報告書で、地表の 平均気温が1861年以降、0.6±0.2℃上昇したとし、このまま温暖化が進むと2100年の 平均気温は1990年より1.4℃〜5.8℃上昇する可能性があると警告しています。この IPCC第3次報告書の数値は、5年前の第2次報告書の1.0℃〜3.5℃に比べて大きく上方に 修正されています。まさに、地球温暖化はまったなしの課題となっています。こうした 地球温暖化をもたらしているのは化石燃料の大量消費です。そしてそのほとんどが エネルギーとして使われており、地球温暖化問題はそのままエネルギー問題と言っても よいと思います。
 21世紀。私たちは、地球温暖化を防止し、子どもたちに永続可能な地球を残すためにも、 現在の化石燃料に依存したエネルギー需給体制を抜本的に変えてゆく必要があります。 化石燃料に代わるエネルギーは何か。原子力がなくてもエネルギー需要をまかなうことは 可能か。今年度の地球環境大学は、21世紀のエネルギーについて考えます。


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